0 – 200 m
光が届き、光合成ができる層。
植物プランクトンが光を使える最後の深さです。海の体積のごく一部にすぎませんが、海の生きものの大半はこの薄い層に集まっています。
スクロールすると、あなたは沈んでいきます。海の色が変わり、光が減り、やがて何も見えなくなる。地球でいちばん広い場所で実際に起きていることを、そのままの順番で。
植物プランクトンが光を使える最後の深さです。海の体積のごく一部にすぎませんが、海の生きものの大半はこの薄い層に集まっています。
青い光だけがかろうじて残ります。光合成には足りず、多くの生きものは夜になると餌を求めて浅い層へ上がり、朝にまた戻ってきます。
ここから先は完全な暗闇です。それでも光はあります。生きもの自身が放つ光。この深さで見える光の、ほとんどすべてが生物由来です。
海の平均的な底の深さです。堆積物がゆっくり降り積もり、上の層から落ちてくる有機物だけが、ここでの糧になります。
マリアナ海溝チャレンジャー海淵で約一万九百メートル。エベレストを逆さに沈めても、まだ二千メートル余ります。ここにも生きものがいます。
海は地表の七割を覆い、その平均深度は三千七百メートル。つまり地球の生息空間のほとんどは、いま通ってきたような暗闇です。私たちが見慣れている明るい海は、いちばん上の薄い膜にすぎません。